ディメンシア・フロント株式会社

横浜市、川崎市などの認知症予防・改善のための「つながる検査」


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認知症予防-1

アルツハイマー型の認知症も、予防できます。

 

認知症予防のお手本になる国があります

日本や世界で増えつづけている認知症。しかし、イギリスでは減少させたのです。
高齢化で、「患者が増えるはずなのに?」です。
同国の例を起点に、認知症をめぐる研究成果もふまえて、予防の考え方と進め方をご案内します。

地図

2015年、わが国の認知症患者数は500万人を超えました。
患者数の増加に加えて、対策らしい対策もなく、基本となるはずの一次予防の働きかけが足りないなど、
「もっと深刻な危機」の到来を予感させます。

実はイギリスにも、「認知症は予防できない」という迷信(stigma)がありました。
ですから、最初から目的をもって対策した訳ではありません。
徹底した生活習慣病対策をした結果の、思いがけない成果だったのです。
そして、生活習慣病と認知症(特にアルツハイマー型)の深い関係が浮き彫りになってきました。

 

イギリスの医療は二点で優れていますが、ベストではありません。

左図は英国NHS( National Health Service)の無料健康診断ポスターです。
右図はそれを翻訳しました。いまでは、生活習慣病と認知症を一体に対策していることがわかります。


※クリックすると拡大表示されます。

 

1 公的健診の考え方
上のポスターは、日本の特定健診ポスターに当たるものです。
「生活習慣病は、血管性疾患と認知症に共通する原因である」、これに力が入っています。
しかし、認知症のために特別な検査はしていないようです。
もし生活習慣病の「原因やリスク」も検査の対象にすれば(11頁「比較したいデータ」に上げたような)、予防効果はさらに上がると思います。

 


2 家庭医(General Practitioner)制度
イギリスでは、「家庭医」に登録する義務、健康について正確に申告する義務があります。
これは、登録者を総合的に判断できる点で優れています。
日本では、家庭医、登録義務、申告義務もありませんが、2014年にできた「包括診療制度」では、医師、薬剤師、管理栄養士等によるチーム医療が始まっています。
活用すれば、予防の大きなカになります。

 

生活習慣病と認知症の関係は他のデータからも、はっきりしてきました。

福岡県糟屋郡久山町
九州大学が1961年から町ぐるみの疫学調査をつづけています。
喫煙者の認知症リスクを明らかにする等、多くの成果があります。

1.久山町研究1988年-2003年
「食後血糖値≧200」の人
アルツハイマー病比率 3.42倍


これに関係する後日の研究
睡眠時間が5時間未満の人は7時間睡眠の人に比べて糖尿病発症比が5.37倍にもなりました。
(北海道大学が成年男女3500人を2009年から2013年の4年間追跡した調査:2013年)
これは、睡眠不足 糖尿病→アルツハイマー型認知症という流れを示すものです。

2.久山町研究1961年-1993年
「収縮期血圧≧180」の人
認知症比率 男6.3倍 女7.0倍


これに関係する後日の研究
睡眠不足の人は高血圧に5.1倍なりやすいことがわかりました(医療誌Sleep 2009年に掲載)
こちらからは、睡眠不足→高血圧→認知症の経路がわかりました。

病理研究も進み、生活習慣病の影響を明らかにしています。
それをこちらでご紹介します。

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